ベルリンの信号機キャラクター「アンペルマン」って？展開されている可愛いグッズはドイツのお土産にも◎！

「アンペルマン」とは…安全を見守る、ドイツ生まれの男の子。

ベルリン市内の信号機/ Photo by YouLive 編集部Travel Europe チーム

アンペルマンは旧東ドイツの信号機のマーク。長年にわたって人々の安全を見守り続けていましたが、東西ドイツの統一後はその役目を終える運命にありました。しかし、慣れ親しんだアンペルマンを愛する市民達によって「アンペルマンを救え」運動が起こり、消滅を免れることに。今では安全のシンボルキャラクターとしても、世界中のファンから根強い人気を集めています。

アンペルマンブランドは、捨てられた信号のガラスを使ったインテリアが始まり

東西ドイツが統一された時に、西ドイツにいたと言うAMPELMANN社代表取締役のマルクスさん。その時、旧東ドイツでは日常用品と共にアンペルメンヒェン（歩行者信号の人のマーク）も消え去ることになりました。西側の役所や政治家、交通技術者は東の信号の人型マークにも難癖とつけ、1994年には旧西ドイツやEUでしようしていた人型マークへの転換が始まりました。

旧東ドイツに行くと、信号機から外されていた信号の球面が捨てられていて、工業デザイナーであったマルクスさんがそれを見て何かに活用できないかと考えました。

1996年に捨てられた信号のガラスを使って赤と緑のインテリアの信号機を作りました。これが第一号のアンペルマン・グッズとなったのです。

ベルリンにあるアンペルマンショップ

ベルリンアンペルマンショップの店舗外観 — ベルリンの店舗外観/ Photo by YouLive 編集部Travel Europe チーム

ベルリンのアンペルマンショップ本店は2001年にオープンしました。新作から定番商品まで、全商品が店内にぎっしり。Tシャツや、コスメバックなど、アンペルマンのロゴと、赤と緑の信号カラーが目をひくデザインが人気を呼んでいます。茶目っ気があるステッカーやシンプルにアンペルマンが描かれたマグカップ型グラスなど、ベルリン土産としていいですね。