ドイツビールが美味しいワケ
1516年に、バイエルン公ヴィルヘルム4世が「ビール純粋令」を交付しました。これはビールの原料は大麦、ホップ、水以外は使用してはならないと言うもの(後に酵母が加わります)。それを厳格に守ることで良質のビールを生み出していったのです。やがて南ドイツのビールが美味しいと認められると、その名が広く知られるようになり、今ではドイツ全土で、この理念が受け継がれています。
“純粋なこと”…、それがドイツビールの魅力なんです。
ミュンヘンの6大醸造所
Spaten、Augustiner、Paulaner、Hacker-Pschorr、Löwenbräu、Hofbräuがミュンヘンの6大醸造所と言われ、オクトーバーフェスト会場内でビールを提供できるのはこの6社のみです。
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Hofbräu(ホフブロイ)
かつて宮廷醸造所として創設されたホフブロイの醸造所。3500人収容の大ホールビアレストランはミュンヘンの観光名所のひとつ。
Löwenbräu(レーベンブロイ)
ドイツ語で「獅子のビール」を意味するレーベンブロイは、パリ万博で高評価を受け世界に広まりました。ミュンヘンの老舗醸造所です。
Spaten(シュパーテン)
600年の伝統を誇るミュンヘン最初の醸造所の1つです。1872年にできたシュパーテン・オクトーバーフェストビールが最初のオクトーバーフェスト用のビールと言われています。
Paulaner(パウラーナー)
パウラの聖フランシスコ会修道士により1643年に設立。断食に耐えるために「液体パン」として造られたビールです。アルコール度数の高いボックスが有名。
Augustiner(アウグスティーナー)
ミュンヘンで最古のビール醸造所。自家製の麦芽を使用しているヘレスやエクスポートビールのエーデルストッフが自慢の醸造所です。
Hacker-Pschorr(ハッカープショール)
現在も独自の麦芽、ホップ、酵母、バイエルンのアルプスの水を使用したビールを醸造。長い歴史の中で、ハッカー家とプショール家が1つになり今のブランド名となっています。
本場の味をおうちでも
6大醸造所のパウラナーやホフブロイのビールも国内で販売中。オクトーバーフェスト気分を味わってみてはいかがでしょうか?
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ホフブロイ ミュンヘン オリジナル ビール 5.1% 330ml ピルスナー タイプ ドイツ 価格:396円 |